2023/9/30の日記

早いものでもう10月になろうとしています。ぼちぼち畑じまいのシーズンです。 撤収のタイミングで藍を収穫したので藍染に挑戦してみました。今日はその一部始終を書いていこうと思います。

世間一般に流通している(本格的な)藍染の商品は「建て染め」と呼ばれる手法で染められています。 藍の色素(インジゴ)はそのままでは水に溶けず使い辛いので、 藍の葉を乾燥、発酵させて化学変化を施した蒅(すくも)という状態にして 染めます。ジーンズの様な深い藍色はこの方法で作ります。
それに対して「生葉染め」という手法は葉っぱを刻んで浸けるだけのお手軽な手法です。 新鮮な葉にだけ含まれるインジゴの前駆体を繊維に染み込ませ、空気中でインジゴにすることで発色させます。 建て染めと比べて発色が弱い、植物繊維を染め辛い、何より鮮度が問われるという欠点があるため商業的には用いられていません。 ただ圧倒的に手間が少ないので家庭菜園レベルでは人気の方法になっています。
今回は生葉染めを選択。もう少し葉の量があったら蒅も作ってみたいところです。

茎が赤いのが藍
まずは葉っぱを取るところから。収穫が遅くなっちゃって枯れ始めた葉っぱもありますね。そういうのを除いて大きく綺麗な葉っぱを選り分けます。
部屋が汚い
葉っぱに水を加えてミキサーにかけます。ミキサーの熱で反応が進んじゃうんで、刻みはざっくりで大丈夫です。
葉っぱは捨てずに浸けとく
お茶パックで葉っぱを濾した液に染めたいものをつっこみます。葉っぱは捨てずに液中で揉んで成分を出します。 せっかくなら普段使いするものを染めたいなあという事で下着が最適 だと思ったんですが、ダイソーに白のパンツがなかったんでおとなしくハンカチーフを突っ込みました。 ハンカチなんて使わないのに。ちなみに木綿製だったんで事前にたんぱく処理を行いました。これも豆乳に浸け込んで乾かすだけなんで大した 手間ではないです。
下のは友達のタオル
浸けたり、空気中で酸化させたりを繰り返すとなんか染まってきます。もう変わんねえなと思ったら過酸化水素水に浸けて最終処理をします。 以上で終了です。さて、気になる仕上がりは……。

after←→before
うーん……。明らかに染まってはいるんですが、なんかくすんでますね。よく分かんないけどよれよれのパンティという言葉が 頭に浮かびました。期せずして下着状のものを作る事には成功した訳です。
原因として収穫適期を過ぎてた、絶対量が不足していた、葉の洗浄を行わなかった、勢いでやりすぎた等が挙げられます。 心当たりしか無いですね。くすみに関しては不純物が多かったのが効いてそうです。 一方、発色については意外と植物性繊維だったのが大きいっぽいです。事実、動物性たんぱく質たる僕の爪はまあまあきちんと染まってました。
肉眼で見るともっと青いです
2回シャワー浴びましたがまだ薄っすら青いです。
来年もしスペースを貰えたなら今回の10倍くらい藍を育てたいです。藍はほっぽいても育つんで栽培が楽です。 蒅もチャレンジしたいですね。 僕はそれまでに白い羊毛のパンツを探しておきます。

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